太平山 謙信平展望台

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太平山 謙信平展望台は、上杉謙信が関東平野の広さに驚いたという話から「謙信平」と呼ばれるようになった展望台です。また、上杉謙信が騎馬隊をここで練習させたことにちなむ史跡でもあるそうです。謙信平展望台は、木製２段式３階建の展望台で、カップルが取り付けたと思われる南京錠があちこちに見受けられます。そのことから地元では、太平山神社同様に定番デートコースになっています。ここからは栃木市や大平町を中心とした関東平野の夜景を一望できます。空気が澄んでいれば遠く富士山や東京タワー、新宿超高層ビル群をも眺めることが出来ます。また、ここからの眺めは、「陸の松島」と例えられることもあります。この「陸の松島」とは、地上が霧になると霧の上から島のように付近の山々がみえることです。そのため、霧が発生している場合でもそれはそれで一つの景色(陸の松島)として見ることができるので、天候に左右されにくいスポットといえるかも知れません。しかし、日中の霧の場合は、「陸の松島」として例えられるかもしれませんが、夜景の場合は厳しいかもしれません。太平山は、春の桜や６月のあじさい、秋の紅葉などが有名で四季折々の花木を楽しむことが出来ます。特に春に開催されている「太平山桜まつり」には多くの花見客で賑わう為、周辺が大変混雑します。ちなみに、展望台と道路を挟んだ向かい側に駐車場(謙信平駐車場)がありますが、それ以外にも展望台から徒歩で数分程度下った場所にも大きめな駐車場があります。この駐車場からは、木々が生い茂っているものの一部車内鑑賞も可能です。しかし、せっかく訪れたのなら、謙信平展望台に上がってスケール感あふれる夜景を鑑賞することをおすすめします。なお、太平山は一部の期間を除いては22:00以降は通行禁止なので注意してください。