姨捨駅

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姨捨駅は、JR東日本篠ノ井線(しののいせん)の駅で山の中腹に位置しています。姨捨駅から見下ろす善光寺平は、日本三大車窓の1つに数えられています。長野県下においては、国指定の名称5か所のうちの一つで、2007年の日本経済新聞社のアンケート「足を延ばして訪れてみたい駅」では、北九州門司港駅に次いで2位にランクされています。また、日本三大名月にも数えられており、2008年には、姨捨駅周辺が「お月見ポイント」第1位に選ばれています。以上のような実績のある姨捨駅は、季節を問わず絶好の写真撮影スポットであることから、多くの写真家が撮影に訪れます。さらには、全国でも数少ないスイッチバック駅としても有名であるため、鉄道好きも訪れるポイントになっています。そんな、姨捨駅のホームに設置されているベンチは、普通の駅のベンチと違い、善光寺平の方向に向いています。つまり、景色を楽しめるように設計されたベンチになっています。ベンチに座りながらでも良いのですが、駅から少し突き出した小さな展望台もあり、どちらからでも景色を眺めることが出来ます。ここからの夜景は、光が強すぎず大変落ち着きのある夜景といえます。日没直後であれば、千曲川(ちくまがわ)と善光寺平のコントラストが大変すばらしいため、日没直後に訪れる事をおすすめします。ちなみに、善光寺平は、武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」の場でもあります。